J-PARCハドロン物理(*)の将来研究計画を考える」研究会

 

開催日時:2008年9月1日(月)〜2日(火)
開催場所:理化学研究所、大河内ホール
共催:理化学研究所及び、RCNP
(*)ここでは、広く、ハドロン実験施設で展開される原子核素粒子物理を含む意味で用いています。

 

 

研究会趣旨:
本年度(平成20年度)中に予定されているハドロン実験施設へのビームの取り出しに向けて、
J-PARC建設も最後の追い込み体制に入っています。これに並行して、最初に行われる実験の準備も鋭意進行中です。
2009年度からはいよいよ本格的に実験が始まる予定です。
しかしながら、ハドロン実験施設は、最初、一本の一次ビームラインに対して、
ただ一つの2次粒子生成標的という配置を余儀なくされています。
今後、ハドロン物理(*)分野をさらに発展させていくためには、K1.8ビームラインとその分岐(K1.8BR)以外の
2次ビームライン等の基盤的設備について、順次、整備・拡充していく必要があります。
 
この目的のために、昨年(2007年)11月にRCNPにおいて、ハドロン物理実験家が一堂に会し、
ハドロン実験施設をより充実させるための実験課題や整備すべきビームラインについての研究会を開催することで、
活発な議論が行われました。
http://www.rcnp.osaka-u.ac.jp/Divisions/plan/kokusai/ws071111.html を参照ください)
 
今回は、理論家と実験家を集めて第2回研究会を開催します。ここでは、5年後、
10年後にはどういう実験を行うべきか、そのためには、どういうビームラインが必
要か、という議論を行う予定です。

 

研究会プログラム は 以下のとおりです。

 

Program

 

 

 

 

世話人:
岩崎雅彦(理研)、野海博之(RCNP)、四日市悟(理研)、後藤雄二(理研)、
大西宏明(理研)、肥山詠美子(理研)